孤独死物件の特殊清掃片付けとリフォーム|長野県松本市
Cbox_kanriadminマンションの大家さんから電話での依頼です。
孤独死の部屋の片付け。いわゆる特殊清掃です。
大家さん的には初めてのケースだったらしく、とても困った感じで連絡がきました。
周りの住人から異臭がするという連絡があり、警察同伴で部屋を開けると住人が亡くなっていたそうです。
特殊清掃に関しては現地調査での見積りとなります。写真やビデオ通話で簡易見積もりというわけにいきません。
部屋の臭いや床や壁の状態などにより作業工程が大幅に変わってくるのです。
早速、特殊清掃用の防護服などを持参し現地に伺い、お見積もりと作業日程を決めてまいりました。
孤独死物件の特殊清掃と片付け
死後の発見が遅く、かなりの日数が経過したこともあり腐敗臭がすごいです。
ご遺体は回収されているものの、いまだに共用部分でも臭いがします。
スタッフ全員、防護服、防毒マスク、ゴーグルをした完全防備で消臭消毒をしながらの片付け作業になります。
ご遺体回収の後でも室内での病原菌やウィルス感染のリスクがあるからです。
まずは家具や衣類や生活雑貨の残置物の片付けから取り掛かります。
作業写真（片付け・ビフォー）
作業写真（片付け・アフター）
残置物の片付けと簡易清掃まで終わりました。
床の張り替え、壁と天井クロスの張り替えリフォームも依頼を受けましたので、窓を開け風通しをしたままこの日の作業は終了。
しばらく換気の期間を設け、改めてリフォームの作業で訪問することになりました。
内装リフォーム（床、クロスの張り替え）｜孤独死物件
リフォームは、いわゆる現状回復です。
現状回復とは、賃貸物件の場合には借りる前の状態に戻すという事です。
もちろん、経年劣化はありますので、100%現状回復は求められませんが、次の入居者の為に住める状態にしなければなりません。
この物件の大きなリフォームは、クッションフロアと壁紙の張り替え。
その他、細かい修繕が多々ありました。クッションフロアは下地からリフォームする必要がありました。
さらに数日後に、本格的はクリーニング業者が入るということで、それまでは毎日換気をして風通ししておくようお願いしました。
リフォーム後の写真
スタッフの感想
無事に作業は比較的スムーズに終わりました。
防護服や作業服は、異臭や感染リスクの関係もあり、再利用はできませんので一緒に処分します。
あるあるですが、僕ら作業員はこの手の片付けをした場合、数日臭いがとれません・・・
サウナや湯船に浸かっても、数日はかすかに臭うので、家には帰らず臭いをとってから帰宅という場合もあります。
ちなみに、孤独死の物件を次に貸す場合は、不動産業者はその旨を告知する義務があります。
いわゆる事故物件と呼ばれてるやつです・・・
家賃は通常相場よりも安くなる場合が多く、それを狙って引っ越してくる強者もいるとのこと(笑)
そういうの気にしない人からすれば、毎月の生活費が浮くわけですからお得感があるのでしょうね。
僕には無理です（汗）
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なんでも撤去は色々な方法でお問い合わせが可能です。
どんな些細なことでも構いません。まずご相談ください。
LINEでは部屋の様子や不用品の写真を送っていただき、概算見積もりを返信したりしています。
気軽だからなのでしょう。最近はLINEでのお問合せが増えてきました。
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粗大ゴミや、他社で断られた案件、畑の片付け、土やブロックの回収、小屋などの解体とか、日程が近いとか、無理かなぁと思ってもご相談くださいね！
